腰痛(慢性)

腰が痛いのは腰だけが悪いからではありません。当院ではいろいろな要因を解放します。

腰痛の原因

腰が痛いのは腰だけが悪いからではありません。

  • お腹の奥の筋肉
  • お尻や太ももの筋肉が硬くなって、腰を引っ張っている。
  • 腰の骨周りのスジの捻じれ
  • 骨盤の歪み
  • 内臓の疲れ

など、色々な要因が重なっています。

腰痛の治療

1、腰方形筋(ようほうけいきん)をゆるめます。

この写真は背中側から見たところです。オレンジのテープのところは腰方形筋(ようほうけいきん)といい、腰痛の方が、硬くなっている筋肉です。

また、腰方形筋はお尻や脚と筋膜(全身を包んでいるストッキングの様なもの)で繋がっています。だから、腰痛の方は腰(腰方形筋)だけでなくお尻や脚全体の硬さや疲労を診る必要があります。

お尻や太ももから順番にフワッとした力加減で芯まで弛めます。

2 、大腰筋(だいようきん)と腸骨筋(ちょうこつきん)をゆるめます。

この写真はお腹側から見たところです。オレンジ色のテープが大腰筋(だいようきん)です。テレビなどでたまに見かける、インナーマッスルの代表です。腰を曲げる為の筋肉です。

大腰筋が硬くなると凄い力で腰を引っ張り続けるので、腰が疲れてすぐに痛くなったり、ダルくなったりします。体の深い所にある筋肉ですが、強く押すと痛みでかえって患者さんの力が入ったりします。フワッとした力加減の無痛の施術で芯まで弛みます。

この写真のオレンジのテープが腸骨筋(ちょうこつきん)です。骨盤の前から太ももにかけて付いています。こちらもインナーマッスルです。

同じくフワッと弛めます。腰を伸ばせない人は2つの筋肉を緩めるだけで腰痛が軽減して腰を伸ばせるようになったりします。

まずは、上記の施術だけでもだいぶ楽になります。

痛みの原因が内臓などから来ている場合も多くあるので、全身調整で辛さの原因を探して調整をします。背中や首、肩などすべての関節の捻じれや歪みをソフトに深く調整します。

3、頭蓋骨の微調整

頭蓋骨を調整・検査しているところです。上向きで寝た状態でおこないます。 

気持ちがいい施術でフワ〜ッと眠ってしまう方もおられます。頭蓋骨が弛むと全身の力が抜けて体が本来持っている自己治癒力を取り戻します。

4、チャップマン反射療法(内臓のリンパ循環)

肝臓のリンパ循環を整えています。

小腸のリンパ循環を整えています。

リンパの反射区(ハリのツボのような場所)に優しく圧をくわえることで内臓のリンパ循環が回復します。取れない腰痛や背中の痛み、肩こりも内臓が関係しています。内臓を調整することで全身に軽さを感じてすっきりします。

5、全身筋膜を馴染ませる

人の体は、全身が「筋膜」という膜(全身を包んでいるストッキングの様なもの)でつながっています。

筋肉・骨盤・関節・頭蓋骨・内臓を順番に調整して最後に筋膜を馴染ませていきます。

すると残っている体の細かい引っかかりが取れて、全身がより滑らかに動かせるようになります。

改善例・60代女性

こちらが施術前に力を抜いて立って頂いた状態。

右の臀部が上に引きつれて腰から太ももにかけての左右のバランスが崩れています。(服の皺のおかげで体の捻じれが分かりやすくなっています。)なんとなく辛そうです。

こちらが30分ほど施術後に力を抜いて立って頂いた状態です。

右に突き出ていた臀部がかなり左右対象になってくれました。 右の肩甲骨から肩の位置がまだ上にずれています。引き続き、内臓や頭蓋骨の捻じれも調整しました。

肩の力も抜けて、肩甲骨の位置も整ってきました。

動きも比べるとかなり滑らかになり痛みも大幅に改善しています。モニターを承諾して頂いたMさん、改めてありがとうございました。

関連ページ