オステオパシー1
オステオパシーという技法の中から、さらに各テクニックのご説明をしていきます。
クラシカルオステオパシー
- 原因不明の長期の痛み、不調
- 緊張しすぎている事からくる痛み
- 体の痛い場所と原因の場所が違う
などの慢性疾患の方に特に相性が良いです。手や足を持って、少し押したり引っ張ったり、回したりしながら全身を調整して関節の動く範囲を正常に戻します。その結果、全身の血液循環が元にもどります。体力の底上げをできるような施術です。
ストレイン・カウンターストレイン
- ギックリ腰
- 足、手首などの関節の捻挫
- 寝違
- 四十肩
などの痛みの強い方に相性の良い技術です。「もっとも楽な姿勢」をキープするという施術。ストレッチと真逆の発想で筋肉を伸ばすのでは無く縮めます。患部の神経の興奮を正常に戻すことで、血液の循環をよくします。足の捻挫などは早ければ5分ほどで腫れが引いて痛みが大幅に改善される患者さまも多いです。
(治療家の方で、お持ちでない方は、ぜひ)
チャップマン反射(リンパの反射療法)
どんな治療法?
Dr.アダ・ヒンクリー・チャップマンが開発した施術です。
全身の骨や関節のつなぎ目にある、小さなしこり(ツボの様なもの)に指先でソフトな圧を加えて緩めます。
すると、神経の伝達に作用して、しこりを緩めたその領域のリンパ液の循環が良くなります。
どんな症状に有効?
- 慢性的な体のだるさ。
- 胃の疲れからくる肩こり。
- 腎臓や腸の疲れからくる腰痛。
- 肝臓の疲れからくる右肩の四十肩。
- 理由なく不安になる。※心臓のリンパが関係しております。
- 頭がボーッとして集中できない。
施術中に起きる体の変化
- お腹が急にぐるぐると鳴りだす。
- 体の力がスッと抜けてベッドに沈みこんでいく様な感覚になる。
- 目の前の景色や頭がスッキリする。
などと、よく言っていただきます。
関連ページ
- 靭帯性関節ストレイン(靭帯・隔膜の開放テクニック):ページ準備中
- 頭蓋仙骨療法(脳脊髄液の循環改善):ページ準備中